SEOについて調べてみた
WEBマーケティング業界でよく聞く『SEO』。
何となくイメージにあるのは「Googleの検索結果で上位表示するってこと」でしょうか。
それはそうなのですがSEOの概念から、検索結果上位表示できるまでの施策や考察などについて、私の知っている概念や手法などについて特集記事を出したいと思います。
実際のところ「SEOって何だろう?」と思って、検索してみても、膨大な数のサイトがヒットして、内容も「???」ってなりがちですよね。
ですので、「だったらオレが分かりやすい記事を書いてやろうじゃないかい!
(`・ω・´)」と思ってみた次第ですw
(しかしながら、私の勘違いや誤解があるかも知れません。もしも、そこに気付かれた方がいらっしゃいましたら、そっとコメントで教えて下さると嬉しいです(笑))
1、SEOとは
SEOをフルネーム(?)で書くと『Search Engine Optimization』です。
日本語では『検索エンジンの最適化』などと書かれますが、この最適化という言葉が曖昧で分かり難いですよね。
SEOを一言で言い表すと「検索結果で上位表示させるために行う一連の施術」といった感じでしょうか。
主に行われる施術は
①検索した人のニーズに答えられる関連性の高いコンテンツを作る
②関連するキーワードやニーズの調査と埋め込み
③サイトの更新をこまめに行う(新しい記事を投稿する)
などが上げられるかと思います。
巷では「検索結果の上位に表示させることをSEOと呼ぶんだべ?」と思われている事が多く、最近ではGoogleの上位表示を狙う事を『SEO対策』という事もありますよね。
(まあ、私もその言葉は使ってますがw)
しかし、実際には「Googleはじめ検索エンジンで上位表示させる一連の取り組みをSEOと呼ぶ」が正確な表現です。
ですので『SEO対策』は正確に言うと「上位表示させる対策の対策」になるんですよね。
(細かいですが・・・日本語って難しいですねw)
2、検索エンジンはどういう仕組みで動いてる?
SEOを理解していく上で、『検索エンジンがどの様な仕組みで動いているか』を理解する事は、必要不可欠です。
Googleには『クローラー』という自動で動くプログラムがあり、それがサイトの更新した情報などを収集し、自動で割り振りをして検索結果として表示してくれます。
(しばしば『Googleのロボット』などと言われる事もありますね。)
このクローラーが非常に優秀で、全自動でサイトにやって来てそのサイトの記事の情報を記憶して、データーベースに保存しているんですね。
それで検索者の検索したキーワードと照らし合わせて、過去に同様の内容の検索をした人の記録なども参考にしながら、導き出されたサイトを上位表示させているんです。
どういうサイトが上位に表示されるのか
検索結果で上位に表示されるには、検索エンジンに『良質なサイトである』とか、『良質な情報を発信している』など、良い評価をしてもらう必要があります。
このサイトのページの善し悪しを判断する事を『検索結果のアルゴリズム』と言います。
そしてこのアルゴリズムこそ、現在までのGoogleの繁栄を支えてきたシステムだと言われているんですね。
「Googleで検索すれば必要な情報が手に入る」という感覚は、このアルゴリズムによってもたらされている感覚と言っても過言ではないでしょう。
そしてこのアルゴリズムは、アップデートを繰り返して進化してきました。
(サイトの判断するシステムをアップデートしているのですから、もともとは良質なサイトと判断されていたサイトも、アップデート後は検索上位から落ちたサイトになっていたりするわけですね。)
ですので、常に検索結果で上位表示されるには、このアップデートに合わせた『適切なSEO』をして、良質なサイトを維持していく必要があるのです。
昔のアルゴリズム
過去の話になりますが、Googleは『このサイトは質の良いサイトである』という判断基準に被リンク数で判断していた時期があります。
これはGoogleの創設者の『ラリー・ページ』と『セルゲイ・ブリン』の2名から生み出されたアルゴリズムとの事ですが、このアルゴリズムは悪質なサイトに上位結果を操作される原因になりました。
「良い論文は他の論文に引用される。ならサイトの情報も引用されるだろう」という考えから生まれたアルゴリズムらしいですが、結果として被リンク数(リンクされた数)が多ければ上位表示されるわけですから、悪質なサイトにそこを突かれて、身内サイトで被リンク数を重ねに重ねて、質の良いサイトでもないのに上位されてしまう・・・なんていう事になっちゃったんです。
Googleのアルゴリズムは公開されていたので、当時のWEB企業は「どうやったら被リンク数が増えるのだろうか」と考えた様ですね。
リンク先を増やす専門業者なんていうのも出てきて、無料ブログ等から被リンク数を稼ぐなんてビジネスまで出てきたそうです。
(いわゆる『ブラックハット』というヤツですね。)
こういう感じで検索結果を操作されてしまったので、暫くしてGoogleはアルゴリズムをアップデートしました。
すると、次のアルゴリズムも裏をかかれて、操作されて・・・なんて『いたちゴッコ』を当時はやっていたそうです。
あまりにも悪質な手法で上位表示させる業者が増えたので、Googleは対策として悪質と判断したサイトにペナルティを課す様になっていったのですね。
こうして悪質なサイトは駆除されていき、次第に質の良い良質な検索結果を表示する様になっていきました。
また、悪質な業者がペナルティを課せられた事によって、その手法が明らかになり、アルゴリズムはどんどん進化していきました。
こうして完成されたのが、現在のGoogleなのですね。
(ちなみに、一度Googleからペナルティを課せられたら、Googleに連絡する必要があります。悪質と判断された内容が改善されない限り再表示されないはずです。)
現代のアルゴリズムに合ったサイトとは?
Googleがオープンにしている内容として『文字数の多さは判断基準にしていない』とされています。
ですので、長々と記事を書けば良いというわけではありません。
特定の事(テーマ、主題)について深く書いていたり、あるいは幅広くキーワードを入れて横に広いコンテンツにしたりといった事が重要とされています。
(しかしながら、深く掘り下げていけばそれなりの文字数にはなりますし、テーマに沿って幅広い内容にするにしても、文字数はそれなりに増えるはずです)
ざっくりと結論を書くと、自分の生み出したコンテンツの質が非常に重要で、「ユーザーにとって価値のある良いコンテンツを生み出すこと」これだけが、上位表示される最短ルートの道となります。
「自分のサイトに来たユーザーが何を求めているか?」あるいは「自分の記事を見ているユーザーが何を見に来たのか?」を考えて記事を書く必要があるのです。
さて、長くなってきので本記事はこの辺りで一旦止めます。
続きは 中編 にて
コメント